みなさま こんにちは。
三連休、最後の日でした。
13日(祝・月)は「白山で朝活しませんか?」ということで、
保護者さまに向けた、乳幼児のことばとコミュニケーションの課題についての講座を準備していました。
主に、この時期、相談が増えていきます「就園や就学」をテーマにいたしました。
わからないことばかりで不安が大きくなる時期ですよね。
地域の検診の機会に助産師さんや保健師さんにつながって、
うまく相談に乗っていただけていたり、
既に保育園や幼稚園や児童発達支援や療育センター等に通っているお子さまでしたら、
プロである、保育士や児童支援員の先生方にしっかり相談にのってもらえていたらと思っています。
それでも近い関係だからこそ聞きにくいことがあったり、
なにかもやもやするけど、何がわからないのか、わからない
というときに、少し離れたところにいる立場からの講座を聞いていただいて、
そのうえで、カジュアルな感じで相談を受けられたら、「ほっ」が増えるかな・・・と思いました。
11月からは連続講座の形で、
事前ヒアリング(30分)→①講座+お茶会→②講座+お茶会→終了後相談(30分)
がはじまります。
そのダイジェスト講座(90分)+お茶会(30分)で準備を進めてきました。
残念なことに、本日はお申し込みをいただくことができなかったのですが、
今日は、朝から順番に実施(録画)したり、講義資料を作りながら過ごしました。
講座部分は、みっちりと濃くなりすぎてしまって、ワークをしていただいたり、アンケートを書いていただく時間をのぞいても、とても90分に縮めてはお話することができなくて課題が残りました。
そもそも、盛り込みすぎではあったので、秋から順次行っていく連続講座では気を付けていきます。

ちなみに、受講の際は、お好きな姿勢で受けることができます。
右手には床座で座布団・クッションスペース、中央はイスとテーブル、左手にはソファーです。
連続講座のテーマですが、下記のうち、いくつかを組み合わせたものになるイメージです。
講座の内容
〇こどもの成長発達
:STといっしょに「ことばとコミュニケーション」と「食べる飲む」の2方面からたどっていきます
〇脳のしくみ、はたらき
〇「おくちまわり」について
「呼吸」・「発声・発語」・「摂食嚥下」 ←同じ場所でぜんぶこなしています
口(舌・頬・唇)~のど にかけての「しくみ」と「はたらき」をまなぶ
〇「耳のきこえ」について:感覚器である耳のしくみとはたらきをまなぶ
〇姿勢について :脳に刺激を取り込むには、姿勢が大事。
姿勢は、「集中」・「学習」・「発声・発語」・「摂食嚥下」のすべてをささえます
〇就園・就学に向けての課題いろいろ
〇発達の遅れや偏りとはなにか?
などなど
上記については、講座を作るうえで、ほんとうにたくさんの先生方の書籍や資料を参考にさせていただいております。講座の資料にはそれぞれの書籍・資料を明記し、実際の本や資料を見ていただくようにいたします。
私自身は特定の主義主張や特定の伝えたい手技やアプローチもありません。目の前のお子さまひとりずつの成長発達を願いながら、支援を考えて挑戦・調整していくゆる~い立場のSTだと思います。
このたび、私設の相談室を開業したので、支援者のひとりとして、また、保護者のひとりとして、
「あったらいいな」のゼミを企画・実施していくことにしました。
その役割は、参加される方(保護者、支援者ともに)をサポートするというものです。
先人の方々の知恵や経験を、自身が学んだ本や研修を通じて得たこと、これまで出会ったすべての方々から学ばせていただいたことを、「つなぐ」役割を担います。
連続講座では、テーマをかかげて、その説明に必要な部分をまとめて1講座となります。
おおむね前半後半の2回に分けまして、参加者の方の声を聴きながら、実施していきます。
そのため、内容については、参加される方のお子さまの年齢・興味のある分野などによっても多少内容が変わります。
発表されるスケジュールでは予定が合わない方、お一人のペースでご受講されたい方は、別料金にはなりますが、お声がけください。
お気軽にご相談ください。
また、どれに参加すればいいかもわからない方には、ダイジェスト講座を受けていただいて、
じっくり聞きたい分野を絞っていただくのがおすすめです。
保護者の方々の選択が続くと、しんどくなる時期でもあります。
学ぶこと、わかること、話すこと、つながることで、
保護者のみなさまのお気持ちが楽になりますようにと思います。
学びの秋に、ぜひご利用ください。
基本的に土日に開催予定ですが、メールや電話でリクエストをいただけましたら、平日午前中の開催も可能です。
近日、スケジュールを書かせていただきますので、ご検討をお願いします。
ことばの相談室さら ST野間